全米アスレティックトレーナーズ協会認定アスレティックトレーナー(NATA-ATC)について
全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)が認定している認定アスレティックトレーナー(ATC)についてのご紹介です。日本では馴染みのないアスレティックトレーナーですが、アメリカでは準医療資格(国家資格)として認められており、スポーツ現場を主として様々な場所で活躍しています。
Certified Athletic Trainerについて
ATCとは、全米アスレティックトレーナーズ協会が認めるアスレティックトレーナーの略称です。このATCの資格を取得するためにはアメリカで学ぶことはもちろんのこと、認定プログラム(ATEP)がある大学や大学院に入学する必要があります。
ATCは、1990年アメリカ医学会(AMA)によって医療従事者(国家資格)として認められました。(※日本ではまだトレーナーの国家資格はありません)
ATCはスポーツの現場において、アスリートの怪我や障害に対して評価・処置・リハビリなどを行います。また、栄養管理・体調管理・コンディショニングなどにおいても世界最高峰の教育を受けております。知識レベルだけでなく、取得までに800時間以上の経験が必要であるため十分な実務経験も有しているいえます。
また、ATCはドクター、理学療法士などの医療専門家、コーチや時によっては選手の親族と話をしながら、メディカルチームの一員としてチームに必要不可欠な存在としてプロ、大学、高校、クリニックなどで活躍しております。
参考リンク先
・National Athletic Trainer's Association(NATA)
・Japan Athletic Trainer's Organization(JATO)